今やインターネットの仕組みとしてソーシャルメディアの存在は絶対に欠かせないと言えます。具体的には、Facebookがあることで、以前は離れ離れだった友人や知人との距離が一気に身近になりましたよね。ツィッターも、たまに使い方を間違える人がいて、問題になることもありますが、概ね伝えたいことが即時に伝わるようになりました。特に突発的な事故や事件があった場合や、迅速に情報を共有をする場合に、Facebookやツィッターの存在はとても大きいですよね。また、ブログと言うメディアが社会に出てきたことで、個人ブランディングを以前と較べて容易にできるようになりました。これらは、ソーシャルメディアがインターネットをつながって、様々な人々をつなぎとめることができ、そのことが実に有益であることもあり、多くの人が利用するようになりました。

この素晴らしいソーシャルメディアはいつ頃生まれたのかということはあまり詳しく知られていませんよね。今や検索エンジンの代表的な存在であるGoogleももともとはヤフーなどよりも後から出てきたという経緯があります。そこで、今やインターネットには無くてはならないソーシャルメディアの歴史についてご説明をします。

SNSの歴史

ソーシャルメディアが出現したと言われているのは、まだ10年ちょっとです。そのスタートと言われているのがソーシャル・ネットワーキング・サービスと言われるSNSです。このSNSがソーシャルメディアの中では一番早く出現したものと言われていて、今や一般名詞にもなっているFacebookは2004年にスタートをしています。日本国内でもmixiやGREEもほぼ同じ時期にスタートをしています。SNSは知り合いとコミュニケーションを取るということが目的ですが、国内産のSNS、であったmixiやGREEは今はサイト内でのコミュニケーションと言うよりは、ゲームのほうに比重を高めていて、SNSという点ではFacebookの一人勝ちの様相を呈しています。それに対して、検索エンジンのGoogleは匿名性を可能にして薄いけれども広い付き合いができるGoogle+がスタートしたのは2011年です。それ以外には音楽を中心としたMySpace、就職の促進するためのLinkedInがあり、今後は専門分野を絞ったSNSはインターネットの特性を考えると更に出現する可能性はあります。

ツィッターの歴史

ソーシャルメディアといえば、ツィッターを挙げることができるほど、こちらも我々の生活には欠かせませんし、何よりも重要な口コミデーターになりますので、様々な会社がツィートの分析をしていますよね。

ツィッターがスタートをしたのは、2006年です。SNSに遅れること2年ですが、使い勝手の良さや匿名性もあり、今や利用者は世界で2億8000万人といわれています。この場合の利用者はアクティブユーザーですが、3億近い人がほぼ毎日ツィートをしているということになります。

ブログの歴史

ブログが実質的にスタートをしたのは、2003年とするのが一般的のようです。それは、はてなダイアリーやGoogleがBloggerを買収したのが2003年ということもあり、2003年がスタートと言われています。

今や、ブログはブランディングツールとしてはインターネットで特別な位置にあります。また、CMSのWordPressも、今やホームページの更新出来る仕組みとして非常に多くの人が利用をしていますが、こちらも元々はブログシステムの一つです。

今後のソーシャルメディア

ソーシャルメディアがどれだけインターネットに大きな足跡を占めているのかというと、これはソーシャルメディアでの滞在時間が長いという特徴から、ますます影響力が大きくなっていく可能性があります。そのため、長い滞在時間の間にユーザーへ何かしらのビジネス利用ができないかということを、ITビジネスに携わるビジネスパーソンは常に考えています。GoogleがGoogle+を始めたのは、検索エンジンでは検索結果が出てしまうとすぐにユーザーはGoogleのサービスから離れてしまうという危惧からです。特に今後口コミが社会で大きな位置を占めていく可能性が高いので、ますますソーシャルメディアの存在は我々にとって大きなものなっていくと予想できます。